初めてPowershellでExchangeに接続するとエラーになる
OnTime for Microsoft FAQではPowershellを利用してEWSを2027年3月末まで延命する手順を紹介されています。

しかし初めてPowershellを利用する際、ExchangeOnlineManagementを利用する際、など利用する端末の設定によっては手順の途中でエラーになる場合もあります。そこで初めてExchangeOnlineManagementまでの操作を行い接続までたどり着く手順を画像付きでご紹介します。
Powershellの起動
スタートボタンでPowershellを開き「管理者として実行」
スタートボタンをクリックし、上部の検索まで「powershell」と入録します。

検索結果の「Windows PowerShell」を選択し、マウス右クリックメニューから「管理者として実行」を左クリックします。以下の画面が表示されれば起動完了です。タイトルバーに「管理者」の文字が表示されていることを確認して下さい。

メニューでPowerShellが出てこない。管理者として実行ができない。PowerShell画面が開かない。そのような場合は組織の管理者に相談ください。
Exchange Online モジュールのインストール
Exchange Online モジュールを初めてインストールする
Exchange Onlineモジュールを初めて操作する場合は、新規インストールを行う必要があります。新規インストールの際は、以下のコマンドを実行します。
Install-Module -Name ExchangeOnlineManagement

NuGet プロバイダーが必要です
実行すると以下のように「続行するには NuGet プロバイダーが必要です」のメッセージが表示される場合があります。
NuGetプロバイダーは簡単に言うとPowerShellがインターネットからプログラムをダウンロードしてインストール機能です。「NuGetプロバイダーをインストールしてインポートしますか?」に「Y」を押して実行します。

信頼されていないリポジトリの確認
次に「信頼されていないリポジトリ」のメッセージが表示される場合があります。

これはPowerShellが「このパッケージの配布元を操作中のパソコンで”信頼済み”として登録されていません」と言う意味です。ExchangeOnlineManagementは通常”PSGallery”からモジュールを取得しますが、信頼されたリポジトリに登録されていない場合に表示されます。「’PSGallery’からモジュールをインストールしますか?」に「A」を押して実行します。

上記のように表示されればインストールが完了です。
完了しない、同じような質問がなされない、など正常にインストールが完了しない場合は組織の管理者に相談ください。
Exchange Online モジュールを読み込み
ExchangeOnlineManagementのインポート
Exchange Onlineを管理するにはExchangeOnlineManagementのインポートします。
Import-Module ExchangeOnlineManagement

実行すると「このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため、、、、」とメッセージが出てImport-Module ExchangeOnlineManagementが実行できない場合があります。

これは PowerShell の実行ポリシー (Execution Policy) が原因です。
現在のユーザーのみ実行ポリシーを許可する
現在の実行ポリシーの設定を確認します。
Get-ExecutionPolicy -List

Undefinedは未定義です。Restrictedと表示されている場合は実行を禁止されています。
Restrictedは組織の管理者が設定している可能性があります。その可能性がある場合は組織の管理者に相談ください。
変更を実施する場合、現在のユーザーのみ許可すれば充分です。
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser

すると以下のように実行ポリシーの変更の確認がなされます。「Y」を押して実行します。

プロンプトが表示されれば完了です。
念のためポリシーが変更されたか確認します。再度以下のコマンドを実行します。
Get-ExecutionPolicy -List

CurrentUserのみスクリプト実行が許可されました。
改めてExchangeOnlineManagementのインポート
改めてExchange Onlineを管理するためにExchangeOnlineManagementのインポートします。

上記のようにプロンプトが表示されればインポートがされています。
Exchange Online に接続
ExchangeOnlineManagementへの接続
ExchangeOnlineManagementへ以下のコマンドで接続します。
Connect-ExchangeOnline -UserPrincipalName admin@yourdomain.com
admin@yourdomain.comはExchange Onlineを管理できるユーザーアカウントです。

ユーザーアカウントを認識すると、パスワード入力画面が表示されます。

パスワードを入力すると、次は対要素認証画面です。

認証処理を完了すると以下の確認画面が表示されます。

「いいえ、このアプリのみです」を選択します。すると接続が始まり以下のように接続が完了します。

プロンプトが表示されれば接続完了です。
画像と違うメッセージが表示され、接続が完了していないように見える場合は、組織の管理者に相談してみて下さい。
引き続きEWS延命の設定作業を続けて下さい。登録されているAppIDの確認からです。


