今回の注目点
祝!HCL Notes/Domino 14.5リリース!
今回の注目点のトップはなんと言ってもリリースされた最新版Dominoをいち早くサポートすることでしょう。
昔で言う「R14.5 Ready」でしょうか。
バンドル版は11.7.0、ダウンロード版は11.7.1
違いは軽微なものです。OnTimeは年に数回リリースを行う頻度です。
結果、Ver.11.7.0を献上後にDomino14.5が世に出るまでに旧バージョンで幾つか軽微な不具合が見つかり修正を行ったので11.7.1となったようです。
プロファイルのイベント作成アイコンの機能変更

リリースノートから画像を拝借してきました。
ユーザープロファイル画面からは電話やメールなど各種アクションが実行できます。
イベント作成アイコンは従来プロファイルを開いている本人の予定を作成する画面が開きました。
しかし操作しているユーザーがプロファイルのユーザーに作成編集権限が無ければ無動作だったわけです。
今回の変更で、操作しているユーザーの予定を作成し、会議必須出席者に開いているプロファイルのユーザーが予めセットされるようになりました。
要はメールアクションと同じ振る舞いと言えばよいでしょうか。
複数のメールアドレスを正しく分離して貼り付けできるように
OnTime Desktop クライアント
カンマ/セミコロンを含む引用符内のメールアドレスを貼り付ける際に正しく複数のメールアドレスとして処理できるようになりました。
リリースノートのこの部分。不具合の修正扱いで記載されています。
会議招待する際にメール画面などからアドレスをコピー貼り付け出来ますが、どこかのバージョンからカンマ区切りの複数アドレスを一括貼り付けするとエラーになっていました。
今回は以下のような文字列も正しく分離して貼り付け出来るようになりました。
“おかもと” okamoto@dummy.com, あかもと akamoto@dummy.com, ikumoto@dummy.com,
ハイブリッド接続について
今回、ExchangeOnlineの接続APIにEWSだけでなくMicrosoft Graph APIが追加されました。
このリアルタイム同期プログラムはOnTime for MicrosoftのOnTime同期ハブはJavaScriptでコードを作成していますが、OnTime for DominoはJavaでコードを作成しています。もちろん将来的に統一されるのですがどちらの言語からもMicrosoft Graphにアプローチをしています。
また同じデータストアにDominoのカレンダーデータ、Exchangeのカレンダーデータを保持し、ユーザーのアクションをそれぞれのカレンダー基盤に翻訳して操作を渡しているという点でもOnTime同期ハブの次のステップに向けた展開となります。
リリースノート
